ワールドカップで日本代表と戦うことが決定した、サッカーコスタリカ代表。
森保監督が就任して初めての試合相手が、コスタリカ代表でした。
2018年の11月に対戦し、3-0で見事勝利しています。
4年の時を経て、ワールドカップの舞台で戦うコスタリカ代表はどのように変化しているのでしょうか。
果たして、サッカーコスタリカ代表は強いのか?
2022年の戦術、スタメン、フォーメーションについて調べてみました。
サッカーコスタリカ代表は強い?
🇨🇷 ケイロル・ナバス擁するコスタリカ代表がワールドカップ出場権を獲得 🙌#UCL pic.twitter.com/ypf6eDd0TE
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) June 15, 2022
まず、客観的にFIFAランキングから見ていきましょう。
2022年3月31日時点のコスタリカ代表のランキングは、31位です。
日本代表が23位なので、ランキングでは日本よりは弱いという位置づけです。
コスタリカ代表は、所属する北中米カリブ海サッカー連盟のランキングでは4位となっています。
上にはFIFAランク9位のメキシコ、15位のアメリカがいます。
コスタリカ代表はワールドカップ予選では、格上のアメリカに2対0で勝利しています。
日本は格上との試合は引き分けたブラジル戦だけですし、ランキング上では格下である31位のチュニジアに負けています。
ランキングだけでは日本より弱いとは言えませんし、厳しい予選で格上相手にも勝ち点を積み上げてきたコスタリカ代表の方が強いのではと思ってしまいますね。
2022年の主なスターティングメンバー
■GK
ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン/フランス)
■DF
ケイセル・フレール(エレディアーノ)
オスカル・ドゥアルテ(レバンテ/スペイン)
フランシスコ・カルボ(サンノゼ・アースクエイク/アメリカ)
ブライアン・オルビエド(FCコペンハーゲン/デンマーク)
■MF
セルソ・ボルヘス(アラフエレンセ)
イェルツィン・テヘダ(エレディアーノ)
ヘルソン・トーレス(エレディアーノ)
ブライアン・ルイス(アラフエレンセ)
ジェウィソン・ベネッテ(エレディアーノ)
■FW
ジョエル・キャンベル(モンテレイ/メキシコ)
コスタリカ代表といえば、やっぱりゴールキーパーのケイラーナバス選手ですよね。
レアルでも現在所属しているPSGでも結果的に2番手になってしまいますが、実力は世界レベル。
身長は高くないですが、反応速度に優れ、ビックセーブが印象的です。
中盤の選手は国内組で占められ、ヨーロッパ所属の選手はナバス選手を除けばディフェンダーの2名のみ。
フォワードのキャンベル選手は元アーセナルの選手ですが、現在はメキシコのモンテレイに所属し、控えに甘んじています。
スターティングメンバーで比較すると、日本の方が強く見えるかも知れません。
プレミア、リーガ、ブンデスに所属する選手が多いですものね。
サッカーコスタリカ代表の戦術・フォーメーション
戦術はかなり守備的で、堅守速攻型。
昨年から今年にかけて3点以上取ったのは、fifaに加盟していないグアドループ代表戦のみ。
エースと呼べるほどのフォワードがいないので、守り抜く戦術にせざるを得ないのでしょう。
先取したらファイブバックに移行し、試合をそのまま決めてしまうことも。
ワールドカップを決めたニュージーランド戦でも、コスタリカ代表のボール支配率は33%。
シュート数はニュージーランド代表が15に対して、コスタリカ代表は4。
前半3分に先制すると、その後は虎の子1点を守り抜くといった感じでした。
ワールドカップでも格上との対戦となりますので、同じような戦いになるでしょう。
まとめ:サッカーコスタリカ代表は強い?
サッカーコスタリカ代表は決して弱くなく、侮れないと思います。
確かに攻撃力は日本代表の方がありそうですが、守られるとなかなかこじ開けることは難しいでしょうね。
日本代表が格下相手に攻めあぐねている姿は、結構見ますよね。
しかし、ワールドカップの舞台ではナバス選手からゴールを決めて、勝ち点をもぎ取ることを切に願います。
応援しましょう!